ノーベル医学・生理学賞受賞!! なんで?? わかりやすく書いてみた!

みなさん、こんにちは!

ノーベル賞シーズンですね!

 

暇な大学生である僕も一応理系なのでノーベル賞には毎年注目しています。

 

さて、先日ノーベル医学・生理学賞が発表され、見事日本の本庶佑(ほんじょたすく)先生が受賞されました!!

 

今回は暇な理系大学生の僕が本庶先生のなんの研究がなぜノーベル医学・生理学賞を受賞したのか、できるだけわかりやすく書いてみました!

 

ノーベル医学・生理学賞とは??

ノーベル賞というのは物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学において

顕著な功績を残した人物に贈られる賞です。

ダイナマイトの発明をしたアルフレッド・ノーベルの遺言にしたがって始まった賞です。

ちなみに、経済学賞は遺言にはなく正式なものではないらしいのですが、一般的にはノーベル賞の一部門として扱われることが多いそうです。

 

ノーベル医学・生理学賞というのはその名の通り、医学や生理学において最も重要な発見をしたものに与えられる賞です。

 

 

つまり、僕たちの病気を直したり、健康に役立つことを発見した人に与えられる賞ってことです!

 

ちなみに、日本の医学生理学賞受賞者としては、山中伸弥教授や大隅良典教授に続き5人目の快挙です。

 

本庶佑(ほんじょたすく)先生って??

本庶佑先生は京都大学の高等研究院副院長・特別教授で、研究対象は分子免疫学です。

分子免疫学というのは、体を外敵から守るしくみである免疫を遺伝子レベルで研究する学問です。

 

さらに、京大医学部卒で数々の表彰を受けている超エリートなのです。

 

詳細はこちら

本庶高等研究院副院長・特別教授の略歴等 — 京都大学

 

ちなみに 「本庶(ほんじょ)」という苗字は全国に30人ほどしか存在しないとても希少な苗字らしいです。

 

 

つまり、本庶佑先生は京都大学で免疫について研究する、珍しい苗字のエリート先生なのです!

 

なんの研究がなぜ ノーベル賞??

今回のノーベル医学生理学賞の受賞理由としては、「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」です。

 

がん細胞が体内にできると、T細胞が攻撃を仕掛けます。

これが免疫反応です。

 

ところが、T細胞の表面にはPD-1という遺伝子が存在し、免疫反応を弱める働きを持っています。

がん細胞はこのPD-1を活性化させ、T細胞の免疫反応を弱めてしまうのです。

 

 

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本庶先生はこのPD-1という遺伝子を発見しました。

 

今までのがん治療は免疫力を強めてがん細胞をやっつけようというのが主流でした。

しかし、この発見をきっかけにしてPD-1をブロックするがん治療薬が注目され、現在では世界中の製薬会社が積極的に開発しています。

日本の小野薬品工業は14年9月、PD-1の抗体を利用した抗がん剤オプジーボ」(一般名ニボルマブ)を発売し、普及しています。

 

つまり、本庶先生はガン細胞が、我々の免疫を弱める遺伝子を活性化させることを発見したためノーベル医学・生理学賞を受賞したということです!!

 

どうでしたか??

この記事作るには遅すぎましたね、うん

あと、こんな記事は難しいです。。。